『イスラム国』(自称) 正式名称『ダーイッシュ』その犯罪　日本人殺害事件

2015/04/01 2015/04/10

イスラム教スンニ派過激武装集団=ダーイッシュは、チュニジアの博物館テロ事件において日本人含む２２人を殺害したと報じられた。

ダーイッシュは、今年に入ってジャーナリスト後藤健二さんと民間警備会社の湯川春菜さんを殺害したばかりかリビアで２１人のキリスト教徒を斬首し殺害するなどその残忍さを増すばかりである。

この集団の恐ろしいところは『イスラム国』というカリフ制度の国家の樹立であり、侵略やテロとは違い”聖戦”だと主張しているところだ。

自分たちの大義を神の望む事と捉える事により、目的を果たす為なら何をやっても良いという事になっている。

実際、後藤健二さん湯川春菜さん殺害についてダーイッシュが発行する機関誌『ダビク』にはこう書かれていた。

Crusader KENJI GOTO

Japanese mercenary HARUNA YUKAWA

十字軍兵士　後藤健二

日本の傭兵　湯川春菜

彼等は異教徒であるキリスト教の軍隊である十字軍や、侵略にやって来た日本の傭兵を処刑したのだと主張している。

もはやダーイッシュが何か理由をつけて殺戮をしているだけにしかみえないが、彼等のなかでは”聖戦”という名の大義で動いているので手に負えない。

まともな交渉など出来る相手ではないのだ。

国際社会は、法の裁きを受けさせる日がやってくるのだろうか。

今後の動向にも注意したい。